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足摺の七不思議

足摺七不思議
亀呼場(岬先端)から弘法大師が亀の背中にのって灯台の前の海中にある不動岩に渡ったといわれています。
この亀石は、その『亀呼場』の方向に向かっています。
亀石

汐の満干手水鉢
突き出した岸壁の近く、岩の上に小さなくぼみがあり、汐が満ちているときは水が溜まり、汐がひいているときは水が無くなるといわれ、非常に不思議とされています。

この石は弘法大師が金剛福寺を創立の時に発見された石で、この石の動揺の程度によって孝心をためすといわれています。
ゆるぎ石

不増不滅の手水鉢

平安朝の中頃、賀登上人(カトウショウニン)とその弟子日円上人が補陀落渡海(観音様の世界)せんとしている時、弟子日円上人が先に渡海して行ったので非常に悲しみ、この岩に身を投げかけたそうです。
その落ちる涙が不増不滅の水となったといわれます。


大師が一夜でとりいを作らせようとしたが、天邪気が鳥の鳴き声のまねをして大師は夜が明けたと思い、作るのをやめたといわれています。

大師一夜建立ならずの華表

亀呼場
弘法大師が前にある不動岩に亀の背中にのって渡り身体安全、海上安全の祈祷をされたといわれ、この所から亀を呼ぶとその亀が浮かび上がってきたといわれています。

この岩肌には大師が爪で「南無阿弥陀仏」と六字の名号を彫っています。

弘法大師の爪書き石

地獄の穴
この穴に銭を落とすとチリンチリンと音がして落ちていく。その穴は金剛福寺の本堂のすぐ下まで通じているといわれます。

竜の駒(まぼろしの駒)が来て、この地に生えている根笹を食べる。そのためか、この地の笹はこれ以上大きくならないと言われています。

竜の駒と根笹
 

足摺七不思議マップ